臨海セミナー 東大プロジェクト
更新日:2020年8月1日
概要:
東大形式の模擬試験と解説、過去問添削、質問対応、進路相談ができるサービス。他大学にも対応しているが、
東大に特化しているとみてよい。
前期(4月~10月)後期(11月~2月)に分かれている。後期入学も可能。後期入学でも模擬試験10回分を貰うことができる。
高校1年生~20歳までが特待(後述)の対象。模擬試験は会場(東京、名古屋、横浜、大阪)で受験する、または
自宅に郵送してもらって、解答用紙の写真を撮ってメールで転送する方法の2つがある。地方民でも参加できることが強み。
レベル感:大変丁寧に教えていただいたので、長くなります・・・。特にここは大事だと判断したので、貰ったレビューをできる限り編集せずお送りします・・・!(代表)
国語→普通の難易度
現代文→本番に近いレベル。解答も無理がないと思う。漢字は2点配点。要素採点なので自分の言葉でうまく別表現を使ったりしても点がこないことはある。それでも、駿台や東進よりは断然いいと思う。(正直かなり本番に近い点数が取れた。)
古典→理系は近年より難しいことが多い。採点は直訳を外すとかなり×にしてくるので、点が取れた設問だとしても点が来ないことがある。 復習はしっかりしたほうがいいと思う。本番で差が付きそうなレベル。
数学→難易度はばらつく(ある意味本番に近い) 本番と雰囲気は違う。 東大過去問の改題+典型難題+オリジナル+見掛け倒しの問題で構成される印象。採点基準は事前に決めてあるみたいなので、要素採点。(本番でしていると思われるほど優しい加点方式ではないものの、変なところで案外点がもらえることもある) 苦手になりがちな典型的難題と、東大過去問の改題を出してくれるのは良心的(実力チェックのみならず、実力養成に向く仕組み)ただし、第6問が激ムズなことも
化学→難しめ
近年の傾向とは違う感じがする。なんとなーく00年代後半〜10年代前半感がある 未知の設定を与えて、考察させたりすること、それが大学範囲で習うものだったりすることが特徴。 記述は盲点をついてきたりするので良い 計算は重め
物理→簡単
最近の本番よりは簡単。(ここだけ別の人です)
生物→普通だが・・・ 古い、古すぎる 旧課程時代の大学入試の焼き直し感がすごい。臨海唯一の質の悪さ。解説が答えありきで雑。古い。問題集探せば類題が見つかることが・・・。 TAの添削は丁寧なので良い
英語→難しい 訳すとこは直訳徹底。意訳に対して厳しい。採点が明確になるという点がメリットなのかも。 リスニングが聴き取りにくかったりする(中継先のナレーターに繋いだりする。本物のニュース音源とかから持ってきてるのかな...?このシーンは毎回本当にネイティブの英語みたいな感じがする)そもそも5択のリスニングは貴重なので、受けたその日に書き込みは消して、直前期に聴き直すと良い(youtubeで音源配信アリ) 先生はアメリカの大学にいた方。 ライティングや要約については一貫したやり方を示してくれるので、いいところは盗んで自分のスキルにしたいところ。 本場の英語のmaterialから作ってるので、受験生が知ってるわけないような単語が注なしで出ることあり。だいたいは注付けるけど、その注も多すぎたりする
料金:
東大・国公立など記述問題を課す大学志望ならレギュラー会員→登録手数料3000円+月額5000円 特待の基準(以下の通り)を満たせば月額5000円が免除され、プレミアム会員になれる。
高1・2年生:東大志望
高3生:東大志望、かつ駿台か河合塾の全国模試で偏差値70以上。
既卒生:2019の実戦・オープンでC判定以上または開示でC以上。ただし20歳以下。
長所:
毎月東大模試ができる 採点が早い 東大の過去問どんだけでも添削してもらえる 減点個所の説明まで加えてくれる添削者もいる オリジナル模試が10回分もらえる(浪人生にやさしい) 特待期間が2浪までとかなり緩い。高1、高2の受講も可能 ものによっては他大学の過去問も可能 質問受付あり
毎月の東大模試の解答解説のクオリティーは高い
センター後の東大模試が何度もある 模試は各教科ごと成績表もでて、成績上位者の用紙も配布される 途中入塾でも過去の模試をもらうことができる 特待制度を使うとかなりお得にすむ 過去の臨海東大模試も採点してくれる 東大の過去問採点をしてくれる メールでの学習相談がある 放任主義でしつこくない
入試直前にまとめて解いて、リズムを作ることが可能。
友達を誘うと3000円の図書カードがもらえる。元が取れるね。 短所:
東大以外の特待制度がない
添削者に大外れがいることがある
東大の傾向とズレる問題もある
駿台河合の模試の過去問の方が良質。特待が取れないならこちらを解くべき。
放任なので模試を放置しがち
会場受験について:
(会場で受けられる地域に在住であれば、会場で受験したほうが断然良いとのことなので、
会場受験をされた方の記録を掲載します)
会場受験の感想としては、当然緊張感がある 去年は表彰式もあって、結構盛り上がったね、あと受験中の雰囲気は本番さながら。
解答解説のフィードバックが早いのはすごく良い(特に地方会場)
ちなみに、問題演習、グループディスカッション、フィードバックのサイクルをこなすのがかなり教育効果が高いらしい(東大の力学の授業でも取り入れてる) だからフィードバックがはやいのはほかじゃ真似できないオンリーワンの魅力
友達がいたらチーム戦組んだほうがいい!そもそも応募チームが少なくて、たいしてレベル高くなくても図書カードもらえてた
年間3000円なので、多少交通費かかっても会場受験したほうがいいと思う
あと点数すぐわかるの嬉しい(これは受験生なら理解できる気持ちだと思う) あと、会場で受けるとお土産課題がもらえる(これは会場限定) 数学の基礎問題多数 英語の和訳、英作 国語の要約、古典 化学と物理もたまに添削問題 数学は一回だけレベル高いやつくれた。 友達誘えば元は取れる(3000円の図書カードがゲットできる) 現浪関わらず参加すべき!!!!
レビュー提供者様:東京大学理科二類(地方・会場利用)、慶應義塾大学理工学部(地方・郵送利用)ほか
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